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この文書は BMSE 非公式ヘルプ Full 版の附録です。


目次


1F3B9.zip

「BMSE の機能詳細」 → 「メニューバー」 → 「ファイル」ページ内の、「ファイル名でソートする」の最後の節から参照されています。

この書庫の内容を正しく扱うには Windows 2000 以降の NT 系 OS が必要です。


古い環境における注意点

Windows 95/98/ME では、ファイル名が正しく展開されません。

バイトシーケンス基準のデコードによって文字化けしたファイル名には、「システムロケールの符号空間に含まれている、不可視の制御文字」などが混入する可能性があります。それによって以下のような弊害が発生するかもしれません。

Windows 95/98/ME のデスクトップ上の 1F3B9 フォルダ内で、いくつかのファイルが文字化けしたものと仮定します。以下の手順は、消せなくなったファイルを削除する方法のひとつです。

  1. もし必要なら、文字化けしていないファイルをすべて別のフォルダに移動させておく。

  2. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→ command と入力して Enter

  3. 以下のコマンドを入力して Enter (パス文字列「デスクトップ」は半角カナ)

    cd "C:\WINDOWS\デスクトップ\1F3B9"

  4. 以下のコマンドを入力して Enter

    del *
  5. 「ディレクトリ内のファイルはすべて削除されます. よろしいですか (Y/N)?」と問われたら、y と入力して Enter

  6. 最後に exit と入力して Enter で MS-DOS プロンプトを終了する。

Windows NT 4.0 は、基本多言語面 (U+0000 .. U+FFFF) の文字しか扱えません。


ZIP 書庫の Unicode エントリ

1F3B9.zipbms5_utf8.zip が格納する各ファイルの名前文字列は、UTF-8 という文字符号化方式でバイトシーケンスに変換されています。

UTF-8 エンコードされた名前文字列を元通りにデコードするには、以下のいずれかが必要です。

また、書庫に格納されたファイル名のなかに「システムロケールの文字セットに含まれない文字」が一文字でも存在するなら、書庫を正しく展開するために「Windows NT 4.0 以降の Windows NT 系 OS」が最低限必要になります。

書庫に格納されたファイル名すべてをシステムロケールが表現しきれる場合は、Windows 95/98/ME 環境でも書庫を正しく展開できる可能性があります。

  1. たとえば bms5_utf8.zip は、フォルダ名やファイル名の文字列を UTF-8 エンコーディングで格納しています。

  2. 書庫内に存在するファイル名の文字 (非 ASCII の「フ」「ォ」「ル」「ダ」を含む) はすべて、Microsoft コードページ 932/936/949 のいずれの文字セットにも収録されています。

  3. Microsoft コードページ 932 は、Windows 3.1 以降の日本語版 Windows 既定のシステムロケールです。(なので別名が Windows-31J)

    Microsoft コードページ 936 は、Windows 95 以降の簡体字中国語版 Windows 既定のシステムロケールです。

    Microsoft コードページ 949 は、Windows 95 以降の韓国語版 Windows 既定のシステムロケールです。

  4. アーカイバ 7-Zip 9.20 は、Windows 95 以降にインストールすることができ、ZIP 書庫の UTF-8 エンコードされたファイル名を正しく解釈することができ、格納された名前文字列をシステムロケールに合わせる形で展開することができます。

  5. したがって bms5_utf8.zip は、すくなくとも日本語版・簡体字中国語版・韓国語版の Windows 95/98/ME 上でなら、7-Zip 9.20 などを介して正しく展開されるはずです。

アーカイバ Lhaplus は、Version 1.74 時点では「UTF-8 エンコードされた ZIP」をサポートしていません。書庫 1F3B9.zipbms5_utf8.zip を Lhaplus で展開すると、UTF-8 のバイトシーケンスはシステムロケールによる復号を強いられ、ファイル名が文字化けします。名前文字列「bmsフォルダ」が日本語版 Windows 上で文字化けすると、名前文字列の末尾に不可視の制御文字 0x80 が混入します。この 0x80 があるために、日本語版 Windows 95/98/ME で「bms繝輔か繝ォ繝0x80」フォルダは展開されません。

バイト列と対応文字
UTF-8 Hex CP932
b 62 b
m 6D m
s 73 s
E3
83
95
E3
82
A9
E3
83
AB
E3
83
80 0x80
符号化 復号

Windows 9x 系の圧縮フォルダ機能も、同様に文字化けします。日本語版 Windows 95/98/ME の場合、元のフォルダ名が「bmsフォル」なら、圧縮フォルダ機能や Lhaplus によって「bms繝輔か繝ォ」フォルダが展開されます。しかし簡体字中国語版 Windows 95/98/ME の場合、「bms銉曘偐銉0xAB」フォルダは展開されません (システムロケールの符号空間に含まれないコード位置 0xAB)。ファイル名に非 ASCII 文字を使う限り、非 Unicode のファイルシステムで弊害が出ることは避けられないものとご理解ください。

Windows XP/Vista や「KB2704299 未適用の Windows 7」の圧縮フォルダー機能も、同様に文字化けします。また Windows NT 4.0/2000 は標準の圧縮フォルダ機能を持ちません。しかしながら、これら「Windows NT 4.0 以降の Windows NT 系 OS」はファイルシステムエンコーディングとして Unicode を採用しているので、1F3B9.zipbms5_utf8.zip のような「ファイル名文字列が UTF-8 で格納された書庫」に対して UTF-8 対応アーカイバを用いれば、通常はどんなファイル名も文字化けせず正しく展開できます。ぜひそうされることをお勧めします。

Windows 7 の場合は、圧縮フォルダー機能で bms5_utf8.zip を展開してみてください。展開後のフォルダ名が文字化けするなら KB2704299 を適用してください。2020年1月までの Windows Update を適用済みなら、このパッチは不要です。

macOS 10.12 Sierra までの Mac OS X 上では、たとえば名前文字列「bmsフォルダ」は「bmsフォル」と「U+3099 (合成用濁点)」に分解されます。分解済みの名前が ZIP 圧縮されれば、UTF-8 のバイトシーケンスそのものも変化します。名の知れたアーカイバはこのあたりの事情を斟酌して圧縮・展開してくれますが、データ交換は多少面倒になります。

Unicode 正規化と符号化
合成 分解
E3 E3
83 82
80 BF
E3
82
99

註: UTF-8 のバイトシーケンス E3 82 99 は、U+3099 'COMBINING KATAKANA-HIRAGANA VOICED SOUND MARK'

プロプライエタリなシェアウェアが関わるにもかかわらず RAR 書庫が BMS 配布時に好まれるのは、単純に圧縮率が高いという理由だけでなく、実質無料で使い続けられるという利点だけでもなく、文字化けの問題を回避できるからでもあります。


Unicode ファイル名とフォント

1F3B9.zip に格納されているファイル名を正しく表示するには、以下の文字に対応する書体が必要です。

สวัสดีค่ะ สวัสดีครับ

[Unicode 1.0.0] タイ文字

ជម្រាប សួរ។

[Unicode 3.0.0] クメール文字

你好

[Unicode 1.1.0] CJK 統合漢字

안녕하세요

[Unicode 2.0.0] ハングル音節文字

𠮷野家

[Unicode 3.1.0] CJK 統合漢字・拡張 B

🎹

[Unicode 6.0.0] 絵文字

「不可視ではないが、書体が足りないなどの理由で表示されない文字」は、日本語版 Windows エクスプローラ上では “・” や “□” (俗に豆腐と呼ばれる) などに置き換えられて表示されます。

Windows 8 未満環境はネイティブの絵文字対応書体を持ちませんが、Firefox 50 以降に譜面ファイルをドロップすれば、Firefox にあらかじめ組み込まれた絵文字が表示されます。以下のように CSS を指定すれば、Windows 8 以降でも Firefox のビルトイン絵文字を HTML 上に表示させることができます。

font-family: "EmojiOne Mozilla";

(Firefox 50 は Windows XP/Vista/7 などにインストールできます。Windows 2000 以前の環境にはインストールできません。)

Windows 8 以降では特に何もせずとも書庫内の全ファイル名が正しく表示されるはずです。ただし、多言語フォントが同梱されていない Windows 8/8.1/10/11 Single Language 版では「豆腐」が現れるかもしれません。

Linux では、Ubuntu 18.04 LTS 以降は特に何もせずとも書庫内の全ファイル名が正しく表示されるはずですし、それ以前の Ubuntu 環境にも更新が適用されるかもしれません。絵文字対応書体を持たないディストリビューションをご使用の場合は、Firefox 50 以降を利用するか、対応する書体をインストールしてください。


_decode.bat

Windows 用のバッチファイルです。

_decode.bat をダブルクリックなどで実行すると、同位の OGG 群をファイル名を問わず oggdec で WAV 形式に変換します。

_old_decode.bat は、コマンド “oggdec *.ogg” を実行するだけのものです。これは、BMS 作品にときどき同梱される「従来型のデコード用バッチファイル」と同じ内容です。Windows 95/98/ME および Windows Script Host 禁止環境で _decode.bat を実行した場合も、コマンド “oggdec *.ogg” と同様の働きになります。

oggdec や oggdropXPdUnicode に対応していないので、通常は「システムロケールが表現できるファイル名」しか扱えません。_old_decode.bat を実行すると、1F3B9.zip 配下の OGG 群はその大半が変換されないでしょう。

なお Windows 10 バージョン 1803 以降で「システムロケールを Unicode UTF-8 に変更」した環境では、従来の _old_decode.bat を実行するだけでもあらゆる名前の OGG が変換されるようになります。ただしシステムロケールが UTF-8 である環境下では、ANSI コードページを前提として書かれた従来型 BMS ファイルや、それらを扱う BMSE などの従来型 BMS アプリケーションが、期待通りには働かない場合があります。


Unicode テスト譜面

1F3B9.zip に同梱されている BMS 譜面ファイル群は、BMS アプリケーションの Unicode 実装を検証するためのものです。

1F3B9-CESU8-BOM.bms

正しい UTF-8 実装は、#WAV01 および #WAV06 を鳴らしません。

🎹” (U+1F3B9、鍵盤楽器の絵文字) および “𠮷” (U+20BB7、つちよし) は、この譜面ファイル内ではサロゲートペア <U+D83C U+DFB9> および <U+D842 U+DFB7> として符号化されています。サロゲートペアは本来は UTF-16 専用であり、UTF-8 や UTF-32 では存在しないし必要でもない概念です。

CESU-8 エンコーディングは Unicode 標準ではありません。データベースなどで内部処理の都合上 CESU-8 が使用される場合はありますが、データ交換の用途で CESU-8 を用いるべきではありません

UTF-8 でなく CESU-8 を実装しているごく一部の BMS アプリケーションのために専用の譜面ファイルを用意しようという場合は (そんなことをするべきではありませんが)、サクラエディタなどで CESU-8 エンコーディングを指定することができます。CESU-8 で符号化されたファイルをサクラエディタで開く際は、明示的に「ファイル」→「開き直す」→「CESU-8で開き直す」を選択してください。

Unicode 追加面の文字 (U+10000 .. U+10FFFF) を使わない限り、UTF-8 と CESU-8 にはまったく違いがありません。

1F3B9-UTF8-BOM.bms

正しい UTF-8 実装はすべての音を鳴らします。

BMS 形式のファイルが Unicode を選択するとき、BOM (byte order mark) は事実上必須です。「Windows 2000 から Windows 10 October 2018 Update 1809 までの NT 系 OS」のメモ帳 (notepad.exe) なら、「ファイル」→「名前を付けて保存」→「文字コード」から「UTF-8」を選択して保存すれば、自動的に BOM も付与されます。

Windows 10 May 2019 Update 1903 以降、メモ帳の既定のエンコーディングは「BOM なし の UTF-8」になりました。Windows 10 1903 以降のメモ帳を Unicode BMS の編集に用いる場合、保存時の「文字コード」は明示的に「UTF-8 (BOM 付き)」を選択する必要があります。

1F3B9-UTF8-BOM-Invalid-ASCII-byte-sequences.bms

この譜面ファイル内に現れるあらゆる ASCII 文字のバイトシーケンスは、不正に冗長化されています。このファイルの内容を BMS として解釈してしまう実装は、安全でない可能性があります。(→ Unicode Directory Traversal)

この譜面ファイルを「Windows Vista 以降のメモ帳」や「Firefox 3 以降」や「Google Chrome」などにドロップすると、最短表現でないバイトシーケンスが “�” (U+FFFD 'REPLACEMENT CHARACTER') に置き換えられて表示されます。これは脆弱性対策の一例です。

1F3B9-UTF16-BE-BOM.bms

正しい UTF-16 実装はすべての音を鳴らします。

Windows 2000 から Windows 10 October 2018 Update 1809 までの NT 系 OS のメモ帳で、保存時ダイアログの「文字コード」欄から選択できる “Unicode big endian” は、この譜面の文字符号化スキームと同じものです。

iBMSC/μBMSC の「オプション」→「一般オプション」→「文字コード」欄から選択できる “Big Endian Unicode” は、この譜面の文字符号化スキームと同じものです。

Windows 10 May 2019 Update 1903 以降のメモ帳で、保存時ダイアログの「文字コード」欄から選択できる “UTF-16 BE” は、この譜面の文字符号化スキームと同じものです。

この譜面の文字符号化方式は UTF-16 であり、文字符号化スキームは「BOM (byte order mark) ありの UTF-16 符号化スキーム(ビッグエンディアン)」です。

1F3B9-UTF16-LE-BOM.bms

正しい UTF-16 実装はすべての音を鳴らします。

Windows 2000 から Windows 10 October 2018 Update 1809 までの NT 系 OS のメモ帳で、保存時ダイアログの「文字コード」欄から選択できる “Unicode” は、この譜面の文字符号化スキームと同じものです。

iBMSC/μBMSC の「オプション」→「一般オプション」→「文字コード」欄から選択できる “Unicode” は、この譜面の文字符号化スキームと同じものです。

Windows 10 May 2019 Update 1903 以降のメモ帳で、保存時ダイアログの「文字コード」欄から選択できる “UTF-16 LE” は、この譜面の文字符号化スキームと同じものです。

この譜面の文字符号化方式は UTF-16 であり、文字符号化スキームは「BOM (byte order mark) ありの UTF-16 符号化スキーム(リトルエンディアン)」です。

1F3B9-UTF32-BE-BOM.bms
1F3B9-UTF32-LE-BOM.bms

正しい UTF-32 実装はすべての音を鳴らします。

ただし iBMSC は、UTF-8 や UTF-16 の場合も含めて「システムロケールで表現しきれるファイル名」だけを音声プレビューします。また、これらの譜面には *.wav が定義されているので、iBMSC で音声をプレビューするなら _decode.bat などで OGG 群を WAV に変換しておく必要があります。これらの不具合は μBMSC で修正されました。

ちなみに iBMSC や μBMSC の「オプション」→「一般オプション」から「文字コード」を “UTF32” に設定しておくと、譜面は保存時に「リトルエンディアンの BOM (byte order mark) が付加された UTF-32」で符号化されます。ビッグエンディアン順で符号化された譜面も、BOM がついていれば読み込むことはできます。

NFD-for-OSX.rar

macOS 10.12 Sierra までの Mac OS X 環境では Unicode ファイル名が特殊な方法で正規化されるので、それを検証しようとした書庫です。たとえば名前文字列「ダ」は、ファイルシステム上は「タ」と「U+3099 (合成用濁点文字)」の二文字分の組み合わせとして扱われます。筆者には試す環境がないので、実際にどうなるのかよくわかりません。

この RAR 書庫は、ファイル名のハングル音節文字列「안녕하세요 (アンニョンハセヨ)」を、ハングル字母の結合文字列「ᄋ、ᅡ、ᆫ、ᄂ、ᅧ、ᆼ、ᄒ、ᅡ、ᄉ、ᅦ、ᄋ、ᅭ」に分解した OGG ファイルと、それを参照する BMS ファイル群を格納しています。音声ファイルのハングル名前文字列を分解して定義したこと以外は、前述の譜面ファイル群と同じ内容です。

macOS 10.12 Sierra までの Mac OS X 上で動作する Unicode 対応 BMS アプリケーションに「ダ.wav」を参照させたいとき、「ダ.wav」と「タ(U+3099).wav」のどちらを譜面に定義すればよいのでしょうか?


bga_320-64.zip

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「プレビューウィンドウ・#BGA タブ」ページ内の、「座標指定の具体例」から参照されています。

中身は CHM 内で示されている画像ファイル (bga_320-64.bmp) です。


bms[1-8]

「譜面作成の流れ」ページ内の、「書庫としてまとめる」から参照されています。詳細はヘルプ内の解説を見てください。

以下の書庫は内容はすべて同じですが、圧縮形式、ディレクトリ構造、フォルダ名、書庫に格納された名前文字列の文字符号化方式、などが異なります。元のフォルダ名は「bmsfolder」か「bmsフォルダ」です。

bms1.zip

ファイル群がフォルダに包まれていない例です。

bms2_cp932.zip

ファイル名の文字符号化方式は Microsoft コードページ 932 であり、これは Shift_JIS の Microsoft による拡張である Windows-31J と同義です。

一般的な日本語環境の Windows 上で普通に展開すると文字化けしません。エンコーディングを指定して展開できる WinRAR 5.40 以降や ZipExtractor なども便利です。

bms6_cp936.zip

ファイル名の文字符号化方式は Microsoft コードページ 936 であり、これは GB 2312 の Microsoft による非公式拡張である GBK と同義です。

一般的な簡体字中国語環境の Windows 上で普通に展開すると文字化けしません。エンコーディングを指定して展開できる WinRAR 5.40 以降や ZipExtractor なども便利です。

bms7_cp949.zip

ファイル名の文字符号化方式は Microsoft コードページ 949 であり、これは EUC-KR の Microsoft による拡張である Unified Hangul Code と同義です。

一般的な韓国語環境の Windows 上で普通に展開すると文字化けしません。エンコーディングを指定して展開できる WinRAR 5.40 以降や ZipExtractor なども便利です。

bms3.zip

非 ASCII 文字をファイル名に一切使わない ZIP 書庫という、最も安全かつ可搬性に優れた書庫の例です。ファイル名を 8.3 形式で命名しておけば、MS-DOS 環境でも展開・運用できてしまいそうです (そこまでする必要はまったくありませんが)。

bms4.rar

Windows NT 4.0 以降の NT 系 OS では、言語環境を問わず元のファイル名が確実に展開されます。Windows 95/98/ME でも条件つきで RAR 書庫を展開できます。

bms8_rar5.rar

2013年9月以降、WinRAR 5.00 において新たに RAR5 フォーマットがサポートされました。バージョン 4.20 までの古い WinRAR および unrar.dll は、RAR5 形式の書庫を展開できないだけでなく、書庫としても認識できません。したがって文字化けのトラブルは発生しません。

バージョン 5.00 以降の WinRAR および unrar.dll は、もはや Windows 2000 以前では利用できません。Windows 2000 で RAR5 書庫を展開するなら、7-Zip 15.06 beta 以降などが必要です。

bms5_utf8.zip

この書庫のファイル名の文字符号化方式は UTF-8 です。→ ZIP 書庫の Unicode エントリ

Windows 圧縮フォルダ機能によって作成された ZIP 書庫は、過去の BMS イベントにおいて、少なくない数のファイル名の文字化けを引き起こしました。

ZIP 書庫を用いるなら、非 ASCII の名前を使わないことを強くお勧めします。(bms3.zip)

非 ASCII の名前を用いるなら、RAR 形式で BMS フォルダを圧縮することをお勧めします。(bms4.rar)


bmse-language-file-japanese-cp936.zip

「BMSE の機能詳細」 → 「メニューバー」 → 「設定」ページ内の、「Select Language」から参照されています。

使用する場合は bmse フォルダ内の lang フォルダに japanese-cp936.ini を入れてください。

一般的な日本語環境の Windows 上で BMSE を起動して、この言語ファイルを選択すると、BMSE の各コントロールは文字化けします。

一般的な簡体字中国語環境の Windows 上で BMSE を起動して、この言語ファイルを選択すると、BMSE の各コントロールには日本語が表示されます。


bmse-language-file-japanese-cp949.zip

「BMSE の機能詳細」 → 「メニューバー」 → 「設定」ページ内の、「Select Language」から参照されています。

使用する場合は bmse フォルダ内の lang フォルダに japanese-cp949.ini を入れてください。

一般的な日本語環境の Windows 上で BMSE を起動して、この言語ファイルを選択すると、BMSE の各コントロールは文字化けします。

一般的な韓国語環境の Windows 上で BMSE を起動して、この言語ファイルを選択すると、BMSE の各コントロールには日本語が表示されます。


oggdec1.0.1.zip

「BMSE のインストール」ページ内の末尾節から参照されています。

Windows 95/98/ME でも動作するはずの、古い oggdec です。Windows 2000 以降の Windows NT 系 OS でもいちおう動作はしますが、Windows 2000 以降の Windows NT 系 OS では新しいバージョンの oggdec を使用してください。


samplebms.zip (附録おまけ)

非公式ヘルプ Full 版から参照されている BMS ファイルなどをまとめています。

一部の環境で一部の譜面例がまともに表示されなかったので、ついでに他の譜面もまとめました。すべてのファイルは Shift_JIS で符号化されており、システムロケールが日本語である Windows 環境でのみ本頁著者の期待通りに解釈されます。

soflan[0-2].bms

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「拍子・拡張命令タブ」ページ内の、「BMSE の苦手分野について」から参照されています。

scroll_sample.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「拍子・拡張命令タブ」ページ内の、「BMSE の苦手分野について」から参照されています。

どこかから kick.wav をコピーしてきて、この譜面ファイルと同じ場所に置けば、この譜面を再生したとき一定間隔で音が鳴ります。

これは、次の例 soft_landing_sample.bms#SCROLL 拡張命令で書き換えた、比較用のテスト譜面です。

soft_landing_sample.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「拍子・拡張命令タブ」ページ内の、「小節内での譜面スクロール速度変更は、一種の変拍子」から参照されています。

どこかから kick.wav をコピーしてきて、この譜面ファイルと同じ場所に置けば、この譜面を再生したとき一定間隔で音が鳴ります。

speed_sample[1-2].bms

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「拍子・拡張命令タブ」ページ内の、「BMSE の苦手分野について」から参照されています。

冗長版も短縮版も Bemuse 上では同一の結果になります。

pseudo_speed_sample1.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「拍子・拡張命令タブ」ページ内の、「BMSE の苦手分野について」から参照されています。

これは、先の例 speed_sample1.bms#SCROLL 拡張命令で書き換えた、比較用のテスト譜面です。

#SPEED 版とは結果が異なることに注目してください。ノート間隔が広がった状態で降ってくるのが #SCROLL で、ノートが判定ラインに達した時点から間隔が伸縮し始めるのが #SPEED です。

pseudo_scroll_sample1.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「拍子・拡張命令タブ」ページ内の、「BMSE の苦手分野について」から参照されています。

これは、先の例 pseudo_speed_sample1.bms を拡張 BPM で書き換えた、比較用のテスト譜面です。

見た目や鳴り方は #SCROLL 版と一致しますが、BPM を数値として表示する実装では値が変動しますし、4 分音符に合わせて画面が明滅する実装では明滅間隔も速まります。またこの BMS データ文は一行あたりの文字数が数万から数十万に達するため、一部の実装では正しく演奏されません。たとえば 102400 文字より後方のデータを読み捨てる LR2 の場合、この譜面の後半は期待通りには演奏されません。

isolated.bms
hoisted.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「拍子・拡張命令タブ」ページ内の、「ランダム分岐」から参照されています。

BMSE が標準でサポートしているヘッダ文は、分岐の中に隔離されていたとしても、譜面を開いた際に分岐の外に巻き上げられてしまいます。BMSE で isolated.bms を開いてそのまま保存すれば、hoisted.bms になります。

over65535_ascii_dbcs.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「オブジェクトパネル」 → 「拍子・拡張命令タブ」ページ内の、「拡張命令タブの仕様」から参照されています。

元の HTML を Internet Explorer 5.0x で開くと、文字列が不穏な感じに潰れます。おそらく一行の文字数が多すぎるのが原因ですが、対処するために JavaScript などを持ち出したくはなかったのでこのような形になりました。

bmse_viewer_ini_example.ini

「BMSE の機能詳細」 → 「メニューバー」 → 「外部ビューワ」ページ内の、「設定リスト」から参照されています。

「外部ビューワの導入」 → 「BmrF」や「LunaticRave 2」や「PMSee-V」などのページからも参照されています。

bmse_viewer.ini の設定例です。ファイル名を bmse_viewer.ini に変更して BMSE.exe と同じ場所に置けば普通に使えますが、元の設定 (元の bmse_viewer.ini) は上書きされます。なので ini 直接編集時の参考程度に眺めてください。

num_templale.txt

「BMSE の機能詳細」 → 「ダイレクト入力枠」ページ内の、最初の概要から参照されています。

その昔ヘルプ筆者が譜面をテキストエディタなどで編集する際に、このようなテンプレートを用いていた時期がありました。脳筋すぎる。普通に頭が回る方は文字列操作スクリプトを書くなり表計算ソフトを流用するなりしてください。

eg_channel.ini

「BMSE の機能詳細」 → 「ダイレクト入力枠」ページ内の、「チャンネル文」の末尾から参照されています。

これを使う場合は、bmse フォルダ内の theme フォルダに入れて、BMSE 起動後にメニューから「設定 → Select Theme → “Channel (for bms)”」を選択してください。

DoublePrecisionFloatingPoint.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「設定パネル」ページ内の、「設定パネルの有効範囲について」から参照されています。

倍精度浮動小数点数の上限ぎりぎりの値を BMSE に読み込ませるとどうなるかを確かめるだけのためのテスト譜面です。

bpmzz.bms
bpm1000_x1295.bms
bpm_hexademical.bms
bpm_hexatridecimal.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「メインパネル」ページ内の、「拡張 BPM 変更の定義数について」から参照されています。

前者ふたつは「既知の不具合や注意点」ページ内の「値を使い回すことができない」からも参照されています。

詳細はヘルプ内の解説をお読みください。

bpm_overflow.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「メインパネル」ページ内の、「拡張 BPM 変更の値について」から参照されています。

BMSE のスクロール制御オブジェクトに関して、有効数字から外れた値がどのように解釈されるかを調べるものです。

landmine_dmg.txt

「BMSE の機能詳細」 → 「メインパネル」ページ内の、「地雷」から参照されています。

ナナシグルーヴ仕様で定められたダメージはご覧の通りですが、地雷実装機種は独自の調整を施している可能性があるので、必ずテストプレイしてください。

obj_overlay.bms

「BMSE の機能詳細」 → 「メインパネル」ページ内の、「オブジェクトの重なりについて」から参照されています。

オブジェクトの重ね配置はバグの温床なので、特殊な環境を前提して意図的にオブジェクトを重ねるのでない限り避けてください。


osver.zip

osver.zip は、「BMSE のインストール」ページ内の序節「自分の環境を把握する」から参照されています。

中身の OSVER.BAT は Windows 用のバッチファイルです。左ダブルクリックなどで実行すると、ご使用の環境の情報がコマンドライン・インタプリタに一括表示されます。

表示された結果は、必要なら以下の手順でコピーしてメモ帳などに貼り付けることができます。

  1. 結果が表示されているコマンドライン・インタプリタ・ウィンドウの上端 (タイトルバー) を右クリックします。するとシステムメニューが表示されます。

  2. システムメニューの「編集」 → 「範囲指定 (または『マーク』)」を左クリックします。するとコマンドライン・インタプリタ上のキャレット (テキストカーソル) が「文字列を範囲選択するモード」に切り替わります。

  3. コマンドライン・インタプリタに出力されているシステム関連情報などの文字列の上までマウスポインターを持っていき、マウス左ボタンを押下し、その押下状態を維持したままマウスをドラッグする (引きずる) ことによって、任意の範囲を選択することができます。

  4. コマンドライン・インタプリタ上の任意の範囲を選択して Enter を押します。すると選択範囲内の文字列がすべてクリップボードにコピーされます。

  5. メモ帳などのテキストエディタを開いて、このクリップボード内容を右クリックメニューなどから「貼り付け」ます。

セキュリティ対策として Windows Script Host が無効化されている場合は、

  1. このバッチファイルによって開かれたフォルダから、目的のファイルをひとつひとつ探し出し、

  2. ファイルが存在する場合は、それぞれについて右クリックメニューから「プロパティ」を開き、

  3. プロパティ ウィンドウ上部のタブを「詳細」に切り替えて、

  4. 目的のファイルの「ファイル バージョン」を確認してください。

ランタイムが足りないか、もしくは古い版が導入済みである場合、示された各リソースを入手してください。


ファイルの拡張子を表示する

インストール作業を進めるうえで、ファイルの拡張子を表示しておくほうが便利です。

ご使用の環境でファイル拡張子が表示されていない場合は、以下の手順で「拡張子を表示する設定」に変更することができます。

(拡張子を常に表示しておくのが不安な場合は、以下の手順をなぞって「拡張子を表示しない設定」に戻すこともできます。)

Windows 11 の場合:

  1. デスクトップ上などにある適当なフォルダーを、Windows エクスプローラーによって開きます。(詳細は後述の Windows 10/8.1/8 の場合を参照してください。)

  2. 開かれたエクスプローラーウィンドウの、上から二行目の部位 (タイトルバーの下、メニューバー) から「表示」を左クリックします。すると「表示」メニューが展開されます。

  3. 展開されたメニューから「表示」を左クリックします。するとサブメニューが展開されます。

  4. 展開されたサブメニューから「ファイル名拡張子」という項目を探します。項目の左側にチェックがない場合は左クリックしてチェックを入れます

  5. ファイル名の拡張子が表示されたことを確認し、フォルダーを閉じます。

Windows 10/8.1/8 の場合:

  1. デスクトップ上などにある適当なフォルダーを、Windows エクスプローラーによって開きます。

    通常はフォルダーを左ダブルクリックしたり、フォルダーを右クリックして展開されるコンテキストメニューから「開く」を左クリックすることによって、フォルダーがエクスプローラーで開かれます。

    フォルダーが存在しない場合は、以下の手順でフォルダーを作成します。

    1. デスクトップ上の何もない箇所を左クリックします。するとデスクトップそのものが操作対象としてフォーカスされます。

    2. デスクトップがフォーカスを得た状態で、デスクトップ上の何もない箇所を右クリックします。すると「デスクトップのコンテキストメニュー」が開かれます。

    3. コンテキストメニューから「新規作成」を選択し、展開された選択肢から「フォルダー」を左クリックします。するとデスクトップ上に新しくフォルダーが作られます。

    4. 新規作成したフォルダーの名前を適当に変更します。

  2. 開かれたエクスプローラーウィンドウの、上から二行目の部位 (タイトルバーの下、折り畳まれたリボンメニュー) から「表示」を左クリックします。するとリボンメニューが展開されます。

  3. 展開されたリボンメニュー領域から「ファイル名拡張子」というチェックボックス項目を探します。ここにチェックがない場合は左クリックしてチェックを入れます

    (「ファイル名拡張子」のチェックを外すと、拡張子が表示されなくなります。)

  4. ファイル名の拡張子が表示されたことを確認し、フォルダーを閉じます。

Windows 7/Vista の場合:

  1. デスクトップ上などにある適当なフォルダーを、Windows エクスプローラーによって開きます。(詳細は前述の Windows 10/8.1/8 の場合を参照してください。)

  2. 開かれたエクスプローラーウィンドウの、上から三行目の部位 (タイトルバーの下の、アドレスバーの下の、ツールバーのメニュー) から「整理」を左クリックします。すると整理メニューが展開されます。

  3. 展開されたメニューから「フォルダーと検索のオプション」を左クリックします。するとフォルダーオプションウィンドウが開かれます。

  4. フォルダーオプションウィンドウの上部から「表示」タブを左クリックします。すると「詳細設定:」リストが表示されます。

  5. 「詳細設定:」リストを一番下までスクロールさせて「登録されている拡張子は表示しない」というチェックボックス項目を探します。ここにチェックがある場合は左クリックしてチェックを外します

    (「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを入れると、拡張子が表示されなくなります。)

  6. フォルダーオプションウィンドウ最下部の「OK」ボタンを左クリックします。すると設定の変更が反映され、フォルダーオプションウィンドウが閉じられます。

Windows XP/2000/ME の場合:

  1. デスクトップ上の「マイ コンピュータ」を左ダブルクリックして開きます。

  2. 開かれたエクスプローラウィンドウの、上から二行目の部位 (タイトルバーの下、メニューバー) から「ツール」を左クリックします。するとツールメニューが展開されます。

  3. 展開されたメニューから「フォルダ オプション」を左クリックします。するとフォルダ オプション ウィンドウが開かれます。

  4. フォルダ オプション ウィンドウの上部から「表示」タブを左クリックします。すると「詳細設定:」リストが表示されます。

  5. 「詳細設定:」リストを一番下までスクロールさせて「登録されている拡張子は表示しない」というチェックボックス項目を探します。ここにチェックがある場合は左クリックしてチェックを外します

    (「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを入れると、拡張子が表示されなくなります。)

  6. フォルダ オプション ウィンドウ最下部の「OK」ボタンを左クリックします。すると設定の変更が反映され、フォルダ オプション ウィンドウが閉じられます。

Windows 98/95/NT 4.0 の場合:

  1. デスクトップ上の「マイ コンピュータ」を左ダブルクリックして開きます。

  2. 開かれたエクスプローラウィンドウの、上から二行目の部位 (タイトルバーの下、メニューバー) から「表示」を左クリックします。すると表示メニューが展開されます。

  3. 展開されたメニューから「フォルダ オプション」を左クリックします。するとフォルダ オプション ウィンドウが開かれます。

  4. フォルダ オプション ウィンドウの上部から「表示」タブを左クリックします。すると「詳細設定:」リストが表示されます。

  5. 「詳細設定:」リストから「登録されているファイルの拡張子は表示しない」というチェックボックス項目を探します。ここにチェックがある場合は左クリックしてチェックを外します

    (「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを入れると、拡張子が表示されなくなります。)

  6. フォルダ オプション ウィンドウ最下部の「OK」ボタンを左クリックします。すると設定の変更が反映され、フォルダ オプション ウィンドウが閉じられます。


MSVBVM60.DLL

Visual Basic 6.0 Service Pack 6 ランタイムとして知られるファイルです。BMSE や uBMplay が使用します。

MSVBVM60.DLL が存在しないか、もしくはファイルバージョンが 6.0.97.82 未満なら、以下の手順でインストールします。

(1) 作業用の一時的なフォルダを作成

半角英数字のみで記述できる場所」に、インストール作業用の一時的なフォルダを新規作成します。フォルダの名前に記号や空白文字や漢字などを使わないでください。

ここでは仮に C: ドライブ直下に ZZ フォルダを作成します。

  1. デスクトップに「マイコンピュータ」「コンピューター」「PC」などのアイコンがある場合は、それを左ダブルクリックして開きます。開かれたエクスプローラからさらに C: ドライブのアイコンを左ダブルクリックして開きます。

    デスクトップに「マイコンピュータ」「コンピューター」「PC」などのアイコンがない場合は、デスクトップの適当なフォルダを左ダブルクリックして開きます。開かれたエクスプローラのサイドバーやツールバーやアドレスバーや「上へ」などを辿って C: ドライブを開きます。

  2. エクスプローラが C: ドライブを開いている状態で、各種ファイルアイコンが並ぶファイルリスト領域上の「何もない部分」を左クリックします。すると「今まさに開いているこの C: ドライブの直下 (ドライブルート)」が操作対象としてフォーカスされます。

  3. ドライブルートがフォーカスを得た状態で、ファイルリスト領域上の「何もない部分」を右クリックします。すると「このドライブルートのコンテキストメニュー」が表示されます。

  4. コンテキストメニューから「新規作成」を選択し、展開された選択肢から「フォルダ」を左クリックします。すると新しくフォルダが作られます。

  5. 新規作成したフォルダの名前を適当に変更します。

フォルダ作成直後ならそのままフォルダの名前を変更するモードになります。具体的には「フォルダの名前文字列がすべて選択され、名前文字列の末尾でキャレット (カーソル) が点滅している状態」になります。そうなっていない場合は、今しがた作成したフォルダのアイコンを右クリックして、表示されるコンテキストメニューから「名前の変更」を左クリックします。名前変更モード中は、キーボードから任意の名前を入力できます。

ここで名付けようとしている「今しがた新規作成したばかりの空のフォルダ」は、あくまでも作業用として使い捨てるための一時的なファイル置き場に過ぎません。インストール作業が済めばこのフォルダは中身ごと削除するので、「現在の場所 (この例では C: ドライブ直下) に他に同じ名前が存在しないこと」「半角英数字のみで構成された、記号や空白文字を挟まない名前であること」「長すぎない名前であること」さえ守れば、どんな名前を付けても構いません。ここでは仮に ZZ と名付けます。

(2) Visual Basic 6.0 Service Pack 6 ランタイムパッケージをダウンロード

Service Pack 6 for Visual Basic 6.0: Run-Time Redistribution Pack (vbrun60sp6.exe) をウェブブラウザで開きます。「ダウンロード」を左クリックし、VB6.0-KB290887-X86.exe ファイルを「保存」します。どの言語を選んでも、ダウンロードされる実行ファイルの内容は同一です。

ご使用のコンピューターの中の「どの場所にファイルをダウンロードしたのか」を見失わないでください。

(3) 実行ファイルを作業用フォルダに移動

ダウンロードされた VB6.0-KB290887-X86.exe を、「さきほど作成した一時作業用フォルダ」の中に配置します。

  1. ダウンロードされた VB6.0-KB290887-X86.exe を、エクスプローラ上で一度だけ左クリックします。するとこのファイルは「選択された状態」になります。選択された状態にあるアイテムは、通常は背景色が青くなったり灰色になったりします。

    (ここでこの EXE ファイルを左ダブルクリックしないでください。左ダブルクリックするとライセンスウィンドウが開かれます。その場合は「No」ボタンを左クリックして、ライセンスウィンドウを閉じてください。)

  2. 選択された状態の EXE ファイルを右クリックします。すると「選択されているファイルのコンテキストメニュー」が表示されます。

  3. 選択された EXE ファイルのコンテキストメニューから「切り取り」を選択して左クリックします。すると選択されているファイルのアイコンが半透明になります。半透明アイコンは、選択されているアイテムが「切り取られた状態」にあることを示します。

  4. VB6.0-KB290887-X86.exe が切り取られたことを確認したら、「さきほど作成した一時作業用フォルダ」を開きます。ここでは仮に「C: ドライブ直下に作成済みの ZZ フォルダ」としています。この ZZ フォルダを左ダブルクリックします。すると通常は ZZ フォルダがエクスプローラで開かれます。

  5. さきほど作成した一時作業用フォルダ ZZ を開いた状態で、フォルダのファイルリスト領域上の「何もない部分」を一度だけ左クリックします。すると「この ZZ フォルダ」がフォーカスされます。

  6. フォルダがフォーカスを得た状態で、「フォルダ内のファイルリスト領域上の何もない部分」を右クリックします。すると「このフォルダのコンテキストメニュー」が表示されます。

  7. フォルダのコンテキストメニューから「貼り付け」を選択して左クリックします。すると「切り取られていた EXE ファイル」が「この一時作業用フォルダ」の中に貼り付けられ、同時に「切り取られる前の EXE ファイル」が「元々存在していた場所」から削除されます。

(4) ライセンス条項の確認

一時作業用フォルダの中に配置された VB6.0-KB290887-X86.exe を左ダブルクリックします。するとこの EXE ファイルが実行され、英語とフランス語でライセンスが表示されます。Visual Basic 6.0 Service Pack 6 ランタイムパッケージを導入するユーザーは、以下の内容をすべて読んで同意しなければなりません

Visual Basic 6.0 Runtime Redistribution

Please read the following license agreement. Press the PAGE DOWN key to see the rest of the agreement.


SUPPLEMENTAL END USER LICENSE AGREEMENT FOR MICROSOFT SOFTWARE

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BY INSTALLING, COPYING OR OTHERWISE USING THE UPDATE SOFTWARE, YOU AGREE TO BE BOUND BY THE TERMS AND CONDITIONS OF THE APPLICABLE SOFTWARE EULA AND THIS SUPPLEMENTAL EULA. IF YOU DO NOT AGREE TO THESE TERMS AND CONDITIONS, DO NOT INSTALL, COPY OR OTHERWISE USE THE UPDATE SOFTWARE.

Microsoft Products: IF YOU DO NOT HAVE A VALIDLY LICENSED COPY OF ONE OF THE FOLLOWING MICROSOFT PRODUCTS: MICROSOFT VISUAL STUDIO 6.0 OR MICROSOFT VISUAL BASIC 6.0 (each the "Software"), YOU ARE NOT AUTHORIZED TO INSTALL, COPY OR OTHERWISE USE THE UPDATE SOFTWARE AND YOU HAVE NO RIGHTS UNDER THIS SUPPLEMENTAL EULA.

Capitalized terms used in this Supplemental EULA and not otherwise defined herein shall have the meanings assigned to them in the applicable Software EULA.

General. The Update Software is provided to you by Microsoft Corporation ("Microsoft") to update, supplement, or replace existing functionality of the Software. Microsoft grants you a license to use the Update Software under the terms and conditions of the Software EULA (which is hereby incorporated by reference) and the terms and conditions set forth in this Supplemental EULA, provided that you comply with all such terms and conditions. To the extent that any terms in this Supplemental EULA conflict with terms in the Software EULA, the terms of this Supplemental EULA control solely with respect to the Update Software.

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Si vous avez acquis votre produit Microsoft au CANADA, le texte suivant vous concerne :

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EXCLUSION DES DOMMAGES ACCESSOIRES, INDIRECTS ET DE CERTAINS AUTRES DOMMAGES. DANS LA MESURE MAXIMALE PERMISE PAR LES LOIS APPLICABLES, EN AUCUN CAS MICROSOFT OU SES FOURNISSEURS NE SERONT RESPONSABLES DES DOMMAGES SPÉCIAUX, CONSÉCUTIFS, ACCESSOIRES OU INDIRECTS DE QUELQUE NATURE QUE CE SOIT (NOTAMMENT, LES DOMMAGES À L'ÉGARD DU MANQUE À GAGNER OU DE LA DIVULGATION DE RENSEIGNEMENTS CONFIDENTIELS OU AUTRES, DE LA PERTE D'EXPLOITATION, DE BLESSURES CORPORELLES, DE LA VIOLATION DE LA VIE PRIVÉE, DE L'OMISSION DE REMPLIR TOUT DEVOIR, Y COMPRIS D'AGIR DE BONNE FOI OU D'EXERCER UN SOIN RAISONNABLE, DE LA NÉGLIGENCE ET DE TOUTE AUTRE PERTE PÉCUNIAIRE OU AUTRE PERTE DE QUELQUE NATURE QUE CE SOIT) SE RAPPORTANT DE QUELQUE MANIÈRE QUE CE SOIT À L'UTILISATION DU LOGICIEL DE MISE À JOUR OU À L'INCAPACITÉ DE S'EN SERVIR, À LA PRESTATION OU À L'OMISSION DE LA PRESTATION DE SERVICES DE SOUTIEN TECHNIQUE OU À LA FOURNITURE OU À L'OMISSION DE LA FOURNITURE DE TOUS AUTRES SERVICES, RENSEIGNEMENTS, LOGICIELS, ET CONTENU QUI S'Y RAPPORTE GRÂCE AU LOGICIEL DE MISE À JOUR OU PROVENANT AUTREMENT DE L'UTILISATION DU LOGICIEL DE MISE À JOUR OU AUTREMENT AUX TERMES DE TOUTE DISPOSITION DE LA PRÉSENTE CONVENTION OU RELATIVEMENT À UNE TELLE DISPOSITION, MÊME EN CAS DE FAUTE, DE DÉLIT CIVIL (Y COMPRIS LA NÉGLIGENCE), DE RESPONSABILITÉ STRICTE, DE VIOLATION DE CONTRAT OU DE VIOLATION DE GARANTIE DE MICROSOFT OU DE TOUT FOURNISSEUR ET MÊME SI MICROSOFT OU TOUT FOURNISSEUR A ÉTÉ AVISÉ DE LA POSSIBILITÉ DE TELS DOMMAGES.


Do you accept all of the terms of the precending License Agreement? If you choose No, Install will close. To install you must accept this agreement. ( Yes / No )

「No」ボタンを左クリックすると、インストールが中止されます。

「Yes」ボタンを左クリックすると、ライセンス条項に同意したものとみなされ、次に進みます。

(5) インストーラーの展開先を指定

ライセンス条項に同意すると、「インストーラー vbrun60sp6.exe をどのフォルダに展開するか」を尋ねられます。「さきほど作成した一時的な作業用フォルダ」の位置を、ここで指し示します。なお、このテキスト入力枠には「ドライブ先頭からフォルダまでの経路」を省略せずすべて記述する必要があります。たとえば「C: ドライブ直下の、BMS フォルダ直下の、EXAMPLE フォルダ」であれば、C:\BMS\EXAMPLE のように記述します。

テキスト入力枠に対して C:\ZZ のようにパス文字列を直接打ち込んでも構いませんが、環境によってはコロンやバックスラッシュなどの ASCII 記号を入力することが難しいかもしれません。ご使用のキーボードに対して適合しないドライバーが当てられている等の状況で、Shift + 「」でコロンが入力されたり、」でバックスラッシュが入力されたりして、キートップの刻印が当てにできない場合があります。また Windows OS においてパスの階層区切り文字として使われるバックスラッシュ記号は、一般的な日本語 Windows 環境下では半角の円記号に置き換えて表示されます。

パス文字列を直接入力することが難しい場合は、テキスト入力枠の右側の「参照」ボタン (Browse...) からツリー表示を辿って、「さきほど作成した一時的な作業用フォルダ」を指定してください。ツリービューから目的地のフォルダを指し示すと、指定されたフォルダのフルパス文字列がテキスト入力枠に自動的に入力されます。キーボードからパス文字列を正確に打ち込むことが難しい場合は、積極的にツリービューを参照してください。

または、エクスプローラが現在開いているのはまさに「さきほど作成した一時的な作業用フォルダ」であるはずなので、

  1. エクスプローラのアドレスバーから「現在のフォルダのパス文字列」をすべて範囲選択して、

  2. 選択文字列の右クリックメニューからパス文字列を「コピー」し、

  3. これを VB6.0-KB290887-X86.exe のテキスト入力枠に「貼り付け」するのでも構いません。

あるいは「C: ドライブ直下に ZZ フォルダを作成していた場合」であれば、いままさに読まれているこの HTML 文書上のパス文字列 (ここから→C:\ZZ←ここまで) をウェブブラウザ上で範囲選択して「コピー」し、これを VB6.0-KB290887-X86.exe のテキスト入力枠に「貼り付け」するのでも構いません。たとえばデスクトップ環境で Internet Explorer や Microsoft Edge や Mozilla Firefox や Google Chrome などのグラフィカルウェブブラウザをご使用なら、

  1. ウェブブラウザ上のコンテンツ領域に描画されている HTML 文字列の、まさに直上にマウスポインターを移動させます。

  2. HTML 文字列のコピーを開始したい位置で、マウス左ボタンを押下します。

  3. マウス左ボタンを押し下げた状態を維持したまま、マウスデバイスをドラッグします (引きずります)。

    ドラッグすることで、HTML 上の文字列の一部を「範囲選択された状態」にすることができます。範囲選択された文字列は、通常は文字色や背景色が変化します。

    範囲選択された HTML 文字列が存在する状況で、ウェブブラウザ上のコンテンツ領域の非インタラクティブ内容 (リンクやボタン『以外』の部分) を右クリックすると、コンテキストメニューから「コピー」という項目が選べるようになっています。

  4. 範囲選択された HTML 文字列のコンテキストメニューから「コピー」を左クリックします。すると範囲選択されていた HTML 文字列の内容が Windows のクリップボードにコピーされます。

  5. HTML 文字列をコピーしたら、ウェブブラウザのウィンドウを離れ、VB6.0-KB290887-X86.exe のテキスト入力枠が表示されているウィンドウ」を左クリックします。するとウィンドウがテキスト入力枠のそれに切り替わります。

  6. VB6.0-KB290887-X86.exe のテキスト入力枠を右クリックします。するとテキスト入力枠のコンテキストメニューが開かれます。

  7. 開かれたコンテキストメニューから「貼り付け」を左クリックします。するとウェブブラウザ上で「コピー」したパス文字列が、クリップボードを介して VB6.0-KB290887-X86.exe のテキスト入力枠に「貼り付け」られます。

テキスト入力枠にパス文字列を記述したら、「OK」ボタンを左クリックします。すると一時作業用フォルダ ZZ の中にインストーラー vbrun60sp6.exe が展開されます。

(6) インストール

展開された vbrun60sp6.exe を左ダブルクリックして実行します。すると Visual Basic 6.0 Service Pack 6 ランタイムとして知られる MSVBVM60.DLL のバージョン 6.0.97.82 がインストールされます。

インストールに失敗する場合は、エラーメッセージをメモすることをお勧めします。DuckDuckGo などの検索エンジンで、エラーメッセージをキーワードとしてオンライン検索すると、解決方法が見つかる場合もあります。

Windows XP SP3 および Windows Vista/7/8/8.1/10/11 には、このランタイムパッケージをインストールする必要は (通常は) ありません。このランタイムパッケージを Windows Vista 以降に強引にインストールすると、このプログラムは正しくインストールされなかった可能性があります」という警告が表示されます。ここで「このプログラムは正しくインストールされました」を左クリックすれば、問題なくインストールウィンドウが閉じられます。本頁著者が大雑把に確認した限りでは、このインストーラーは「既にインストールされている新しいバージョンのランタイム」を上書きすることはないし、ランタイムパッケージ導入後も BMSE は普通に動作しており、問題らしい問題は見当たりませんでした。とはいえ本来インストールする必要がない環境に強引にインストールすることによる悪影響がないとは言い切れないので、お勧めしません。

この MSVBVM60.DLL は、Windows ファイル保護機能の対象かもしれません。

Windows 11/10/8.1/8/7/Vista では、MSVBVM60.DLL を変更または削除するには特殊なアクセス権限が必要です。

(7) インストールの成否確認

インストーラー実行後にエラーなどの反応がないなら、インストールは成功しています。念のため OSVER.BAT を再実行して結果を確認してください。

Windows Script Host が禁止された環境では、以下の手順で MSVBVM60.DLL のバージョンが 6.0.97.82 以上になったことを直接確認してください。

  1. ご使用の環境における『ランタイムがあるべきフォルダ』から MSVBVM60.DLL ファイルを探して直接右クリックし、

  2. 開かれるコンテキストメニューから「プロパティ」を左クリックし、

  3. 開かれるプロパティウィンドウの上部から『詳細』タブを左クリックし、

  4. 詳細から「ファイル バージョン」を左クリックします。

(8) 不要ファイルの削除

インストールの成功を確認できたら、「さきほど作成した一時的な作業用フォルダ」を中身ごと削除します。

この例では、ダウンロードした VB6.0-KB290887-X86.exe と、そこから展開したインストーラー vbrun60sp6.exe を、C:\ZZ フォルダの中に配置していました。インストール完了後はこれらは用済みなので、ZZ フォルダごと削除して構いません。図示すると以下のようになります。

C:
\Program Files
\7-Zip
\Windows
\System
\System32
\SysWOW64
\ZZ ← この一時的な作業用フォルダを右クリックして、コンテキストメニューから「削除」を左クリックします。
\VB6.0-KB290887-X86.exe
\vbrun60sp6.exe
D:
\BMS

(ここで他のファイルやフォルダを削除しないでください。Windows が正常に働かなくなります。)

(0) MSVBVM60.DLL のアンインストールに関する註釈

Service Pack 6 for Visual Basic 6.0: Run-Time Redistribution Pack (vbrun60sp6.exe) は、コントロールパネルなどからアンインストールすることができません。とはいえ Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP SP3 はファイルバージョン 6.0.97.82 以上の MSVBVM60.DLL を標準で含むので、それらの環境では通常はこのパッケージをインストールする必要はないはずです。また、以下の手順で MSVBVM60.DLL を手動アンインストールすることは可能です。

  1. コマンドライン・インタプリタを管理者権限で起動します。

  2. MSVBVM60.DLL 関連のレジストリ エントリを解除します。

  3. バッチファイル OSVER.BAT を実行して開かれるフォルダ」から MSVBVM60.DLL を直接削除します。

ただし、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista でこのファイルを変更または削除するには特殊なアクセス権限が必要です。詳細は TrustedInstaller で検索してください。

MSVBVM60.DLL アンインストール後は、Visual Basic 6.0 で書かれたアプリケーションがほぼすべて動作しなくなります。たとえば BMSE なら「NtCreateFile API が失敗しました」というエラーが発生し、起動しません。


COMDLG32.OCX / MSCOMCTL.OCX

BMSE や uBMplay が使用する ActiveX コントロールです。

COMDLG32.OCX が存在しないか、もしくは v6.1.98.41 未満」および・または、

MSCOMCTL.OCX が存在しないか、もしくは v6.1.98.46 未満」なら、以下の手順で必要なファイルを抽出・登録します。

(1) 7-Zip の確認と導入

必要なファイルをインストーラーから抽出するために、7-Zip 4.52 beta 以降が必要です。

バッチファイル OSVER.BAT は 7-Zip のインストール状況も調査しますが、Windows Script Host が禁止された環境やレジストリ情報が壊れた状況では、インストール状況は手動で確認する必要があります。

Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP/2000 の場合:

プログラムの一覧ウィンドウを以下の手順で表示し、インストールされたプログラムのリストに「7-Zip 4.52 beta」またはそれ以降のバージョンがあるか確認します。

(これらのリストから 7-Zip のアンインストールも行えます。必要なファイルの抽出が済んだなら、7-Zip はアンインストールしても構いません。リストから 7-Zip を選択して「変更と削除」ボタンを左クリックし、起動したアンインストーラーの「Uninstall」ボタンを左クリックすると、7-Zip はアンインストールされます。)

7-Zip がインストールされていない場合、またはインストールされているバージョンが古い場合は、ウェブブラウザを経由して 7-Zip をダウンロードします。

7-Zip のホームからは常に最新版をダウンロードできます。よくわからない場合は一番上の「Download」を左クリックしてください。ダウンロードした 7zXXXX.exe を左ダブルクリックで実行し、「Install」ボタンを左クリックします。通常はインストール場所を変更する必要はありません。適当に何かのファイルを右クリックして、開かれるコンテキストメニューに「7-Zip」の項目が増えていれば、インストールは成功しています。インストール完了後は、インストーラー 7zXXXX.exe は不要なので削除して構いません。

バッチファイル OSVER.BAT に「OS Bit Width: 64-bit」と判定される環境には、64-bit 版の 7-Zip をインストールできます。その際は 32-bit 版と 64-bit 版のどちらをインストールしても構いませんが、両方を同時にインストールしてはいけません。ご使用の環境に対して両方を同時にインストールすると、正しくアンインストールされない等の不具合が生じます。また 7-Zip 20.00 alpha など特定のバージョンをアンインストールした環境では、OSVER.BAT がインストール状況を誤判定する場合があります。どちらの場合も、以下の手順でレジストリ情報を整合することができます。

  1. 32-bit 版 7-Zip と 64-bit 版 7-Zip を両方ともアンインストールします。

  2. 「それらがインストールされていた場所」をエクスプローラで開きます。7-Zip をインストールした際にインストール先を変更していなかったなら、通常は以下の場所に 7-Zip がインストールされていたはずです。

    環境変数 %SystemRoot% は、ご使用の環境における「Windows がインストールされたフォルダ」に置き換えられます。Windows OS のインストール先を既定の場所から変更していなかったなら、通常は %SystemRoot%C:\Windows を指します。(Windows 2000 の場合は C:\WINNT を指します。)

    7-Zip をアンインストールしたにもかかわらず、これらの場所に 7-Zip フォルダが残っていた場合は、これらの場所の 7-Zip フォルダを右クリックして、開かれるコンテキストメニューから「削除」を左クリックし、中身ごと削除します。

  3. 「ファイル名を指定して実行」を以下の方法で起動します。

    キーボードの左下隅あたりに Windows ロゴ キー (窓マークが刻印されたキー) が存在する場合:

    Windows ロゴ キーを押しながら R キーを押す。

    Windows ロゴ キーが存在せず、Windows 11 の場合:

    デスクトップ最下部左端のスタートメニューを右クリック → 「ファイル名を指定して実行」

    Windows ロゴ キーが存在せず、Windows 10/8.1/8 の場合:

    スタートメニューやスタート画面のアプリ一覧 → 「Windows システムツール」 → 「ファイル名を指定して実行」

    Windows ロゴ キーが存在せず、Windows 7/Vista の場合:

    デスクトップ左下隅のスタートメニュー → 「すべてのプログラム」 → 「アクセサリ」 → 「ファイル名を指定して実行」

    Windows ロゴ キーが存在せず、Windows XP/2000 の場合:

    デスクトップ左下隅のスタートメニュー → 「ファイル名を指定して実行」

  4. 「ファイル名を指定して実行」のテキスト入力枠に、キーボードから「regedit」と入力して Enter キーを押します。

    すべて半角英数字です。大文字小文字は問われません。

    ユーザーアカウント制御がデバイスへの変更許可を求めてきたら、「はい」を左クリックします。

  5. レジストリ エディタが起動したら、以下のレジストリキーを先頭から順に辿っていきます。

    HKEY_LOCAL_MACHINESoftwareMicrosoftWindowsCurrentVersionUninstall7-Zip

    7-Zip をアンインストールしたにもかかわらず「この位置の 7-Zip キー」が残っていたなら、「この位置の 7-Zip キー」を右クリックして、コンテキストメニューから「削除」します。

    (関係のないキーや値を削除したり変更したりすると、Windows が正常に動作しなくなる可能性があります。)

  6. レジストリ エディタ ウィンドウ右上の「×」ボタンを左クリックします。レジストリ エディタが閉じられます。

面倒を避けたい方には、7-Zip 19.00 や 7-Zip 16.04 など、安定版 (alpha 版でも beta 版でもないバージョン) をインストールされることをお勧めします。

Windows NT 4.0/ME/98/95 の場合:

デスクトップ左下隅の「スタート」 → 「設定」 → 「コントロールパネル」 → 「アプリケーションの追加と削除」 を開きます。

「アプリケーションの追加と削除のプロパティ」ウィンドウのリストに「7-Zip 4.52 beta」またはそれ以降のバージョンがあるか確認します。

(このリストから 7-Zip のアンインストールも行えます。必要なファイルの抽出が済んだなら、7-Zip はアンインストールしても構いません。リストから 7-Zip を選択して「追加と削除」ボタンを左クリックし、起動したアンインストーラーの「Uninstall」ボタンを左クリックすると、7-Zip はアンインストールされます。)

7-Zip がインストールされていない場合、またはインストールされているバージョンが古い場合は、ウェブブラウザを経由して 7-Zip 9.20 (7z920.exe) をダウンロードします。バージョン 9.20 は Windows NT 4.0/ME/98/95 にインストール可能な最終版です。

7-Zip 9.20 版ダウンロードリストの最初の「Download」を左クリックして、インストーラー 7z920.exe を「保存」します。ダウンロードした 7z920.exe を、左ダブルクリックなどで実行します。通常はインストール場所を変更する必要はありません。インストールが完了してインストーラーを閉じたら、適当に何かのファイルを右クリックしてください。開かれるコンテキストメニューに「7-Zip」の項目が増えていれば、インストールは成功しています。インストール完了後は、インストーラー 7z920.exe は不要なので削除して構いません。

7-Zip をインストールできない場合は Windows Installer 2.0 が必要かもしれません。この時期の情報はウェブ上に少ないので、本頁著者にもはっきりとはわかりませんが……。デスクトップ左下隅の「スタート」 → 「ファイル名を指定して実行」から msiexec と入力して Enter を押せば、Windows Installer のバージョンを確認できます。msiexec が見つからない場合、または Windows Installer のバージョンが 2.0 未満である場合は、ご使用の OS に対応する「Windows Installer のインストーラー」を導入してください。以下のウェブページから入手可能です:

(2) Visual Basic 6.0 Service Pack 6 セキュリティロールアップ更新プログラムをダウンロード

Microsoft Visual Basic 6.0 Service Pack 6 Security Rollup Update から、VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi をダウンロードします。ファイル名の XXX の部分は言語によって JPN だったり ENU だったり様々ですが、インストールされるファイル群の内容 (product.cab) は完全に同一です。言語による違いは、インストーラーのファイルインフォメーションや、インストール中に表示されるメッセージなど「外側」の部分のみです。

ここでダウンロードした VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi をインストールしないでください。本稿ではインストールせずに中身を取り出すためにこの MSI ファイルを入手しようとしています。そもそも通常の環境にはインストールしようとしてもできないはずです。

(Visual Basic 6.0 の統合開発環境が既にインストールされている場合のみ、この MSI ファイルはインストール可能になります。つまりこの MSI ファイルは、本来は「Visual Basic 6.0 でプログラムを書く開発者」のために用意されたセキュリティアップデートです。)

(3) ブロックを解除

Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP SP3/XP SP2 の場合のみ:

ダウンロードした VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi を右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を左クリックします。すると MSI ファイルのプロパティウィンドウが開かれます。

プロパティウィンドウを開いて最初に表示される「全般」タブの最後に、以下のような但し書きが表示されているか確認します。

セキュリティ:このファイルは他のコンピューターから取得したものです。このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。

この警告がある場合、警告の右側にある「ブロックを解除」ボタンを左クリックして、警告を消去します。または警告の右側にある「ブロックを解除」や「許可する」などのチェックボックスを、左クリックして有効化します。(この部分は OS によって異なります。)

「ブロックを解除」ボタンを押したことで前述のセキュリティ警告が消えたことを確認したら (あるいは「ブロックを解除」「許可する」などのチェックボックスが有効化された状態であることを確認したら)、プロパティウィンドウ最下部の 「OK」ボタンを左クリックします。

プロパティウィンドウが閉じられたら、再びこの MSI ファイルを右クリックして、コンテキストメニューから「プロパティ」を左クリックします。前述のセキュリティ警告が表示されないことを念のため確認したのち、プロパティウィンドウを閉じます。

(4) 7-Zip によるファイル抽出

ダウンロードした VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi7-Zip で開き、中身から ComDlg32.ocx および・または mscomctl.ocx を抽出します。

MSI ファイルを右クリックして、開かれるコンテキストメニューから「7-Zip」を選び (Windows 11 の場合はコンテキストメニューから「その他のオプションを表示」して「7-Zip」を選び)、展開される選択肢のうち最初の項目「開く」または「Open」を左クリックします。すると 7-Zip のファイルマネージャーが開かれます。このファイルマネージャー上でファイルを選択し、選択されたファイルをファイルマネージャーウィンドウの外部 (たとえばデスクトップなど) にドラッグアンドドロップすることによって、ご使用の環境に必要なファイルを抽出することができます。

抽出した COMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX は後で使うので、自分にとってわかりやすい場所に確保しておいてください。

必要なファイルを取り出したら、VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi は不要なので削除して構いません。

7-Zip ファイルマネージャー上に ComDlg32.ocxmscomctl.ocx が表示されている場合:

  1. 7-Zip ファイルマネージャー上で「ComDlg32.ocx」や「mscomctl.ocx」の真上にマウスポインターを移動させます。

  2. そこでマウス左ボタンを押下します。するとマウスポインター直下位置のファイルが選択されます。選択されたファイルの背景色は青くなったり灰色になったりします。

  3. マウス左ボタンを押し下げた状態を維持したまま、マウスデバイスをドラッグします (引きずります)。マウスポインターをファイルマネージャーウィンドウの外まで移動させ、デスクトップ領域上の何もない部分まで来たらようやく「押し下げていたマウス左ボタン」から指を放します。すると選択されていたファイルがデスクトップ上にコピーされます。

  4. 必要なファイルを取り出したら、7-Zip ファイルマネージャーウィンドウの右上隅の×ボタンを左クリックします。すると 7-Zip ファイルマネージャーが閉じられます。

  5. 抽出した COMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX は後で使うので、自分にとってわかりやすい場所に確保しておいてください。

    VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi はもはや不要なので削除して構いません。

7-Zip ファイルマネージャー上に ComDlg32.ocxmscomctl.ocx が見当たらず、product.cab が存在する場合:

  1. 前述の「7-Zip ファイルマネージャー上に ComDlg32.ocxmscomctl.ocx が表示されている場合」と同じ要領で、まず product.cab をデスクトップなどの適当な場所に抽出します。

  2. この product.cab 書庫の中から ComDlg32.ocxmscomctl.ocx を取り出すことができます。

    CAB 形式の書庫は Windows の標準機能で展開できます。外部アーカイバを導入していない状態でも、CAB ファイルを左ダブルクリックすればエクスプローラで中身を閲覧できます。中身を閲覧中に内容物のファイルを左ダブルクリックしたり CAB ウィンドウの外にドラッグアンドドロップしたりすれば、対象のファイルが展開されます。

  3. 必要なファイルを取り出したら、product.cab は不要なので削除して構いません。

  4. 抽出した COMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX は後で使うので、自分にとってわかりやすい場所に確保しておいてください。

    VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi はもはや不要なので削除して構いません。

7-Zip ファイルマネージャー上に何も表示されない場合:

  1. 7-Zip ファイルマネージャーウィンドウの右上隅の×ボタンを左クリックします。すると 7-Zip ファイルマネージャーが閉じられます。

  2. 作業用の一時的なフォルダを作成します。

  3. 作成した「作業用の一時的なフォルダ」の中に VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi ファイルを移動させます

  4. 移動させた VB60SP6-KB3096896-x86-XXX.msi ファイルを右クリックして、開かれるコンテキストメニューから「7-Zip」を選び、展開される選択肢のうち「展開」「ここに展開」「Extract...」「Extract Here」のように表示される項目をどれか一つ左クリックします。おそらく上から三番目か四番目あたりの項目がそんなような感じの文言のはずです。

    ここで挙げた選択肢は「フォルダをこの場に作成してその中に内容を展開するか」それとも「フォルダを作らずこの場に中身をばらまくか」が違うだけなので、「作業用の一時的なフォルダ」の中で MSI ファイルを展開しようとしているこの状態であればどちらを選んでも大差はありません。

  5. 展開されたファイル群のなかに ComDlg32.ocxmscomctl.ocx があれば取り出します。

    それらが見当たらず product.cab 書庫が見つかる場合は、見つかった product.cab を右クリックして、開かれるコンテキストメニューから「7-Zip」を選び、展開される選択肢のうち「展開」「ここに展開」「Extract...」「Extract Here」のように表示される項目をどれか一つ左クリックします。

    再び書庫の中身がすべて展開されます。展開されたファイル群のなかに ComDlg32.ocxmscomctl.ocx があるので取り出します。

  6. 必要なファイルを取り出したら、「作業用の一時的なフォルダ」は不要なので中身ごと削除して構いません

    抽出した COMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX は後で使うので、自分にとってわかりやすい場所に確保しておいてください。

(5) コマンドライン・インタプリタを管理者権限で起動

コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。または単に MS-DOS プロンプトを起動します。

Windows 11/10/8.1/8 の場合:

  1. キーボードの左下あたりにある Windows ロゴ キー (窓マークが刻印されたキー) を押しながら、キーボードの左端近くにある Q (キュー) キーを押します。

  2. 現れた検索欄に、キーボードから cmd と入力します。

  3. 検索結果から「コマンドプロンプト」を右クリックして、

  4. 展開されたメニューから「管理者として実行」を左クリックします。

  5. ユーザー アカウント制御が「変更を許可しますか?」的なことを尋ねてきたら、「はい」を左クリックします。

Windows 7/Vista の場合:

  1. デスクトップ左下隅のスタートメニュー (窓マーク) を左クリックします。

  2. 展開されたメニューから「すべてのプログラム」を左クリックします。

  3. 展開されたメニューから「アクセサリ」を左クリックします。

  4. 展開されたメニューから「コマンドプロンプト」を右クリックして、

  5. 展開されたメニューから「管理者として実行」を左クリックします。

  6. ユーザー アカウント制御が「変更を許可しますか?」的なことを尋ねてきたら、「はい」を左クリックします。

Windows XP の場合:

現在のアカウントが管理者の権限を持っているか確認します。

  1. デスクトップ左下隅の「スタート」を右クリックします。

  2. 開かれるメニューに「開く - All Users」および「エクスプローラ - All Users」の項目があれば、管理者権限を持っています。

管理者権限がない場合は、以下の手順でログオンします。

  1. やりかけの作業などがある場合は、それらをひとまず保存して閉じます。

  2. デスクトップ左下隅の「スタート」から「ログオフ」を左クリックします。

  3. 「ようこそ画面」 (「ようこそ」やユーザーアカウントが表示される青い背景の画面) で、ユーザーアカウントや電源ボタン (終了オプション) など以外の、「何もない部分」を左クリックします。するとユーザーアカウント選択肢や電源ボタンからフォーカスが外れ、この「ようこそ画面」そのものが操作対象としてフォーカスされます。

  4. 「ようこそ画面」そのものにフォーカスがある状態で、Ctrl キーと Alt キーを押し下げながら、Del キーも押します。

  5. Administrator または「管理者権限を持つユーザーアカウント」としてログオンします。ここでパスワードを求めるプロンプトが表示される場合は、自分が設定したはずのパスワードをキーボードから入力します。パスワードを設定していない場合は、何も入力せず Enter キーを押します。

管理者権限を持った状態で、以下の手順を実行します。

  1. 管理者権限を持った状態で、デスクトップ左下隅の「スタート」を左クリックします。

  2. 展開されたメニューから「ファイル名を指定して実行」を左クリックします。

  3. 現れた入力枠に、キーボードから cmd と入力して Enter キーを押します。

Windows 2000/NT 4.0 の場合:

現在のアカウントが管理者の権限を持っているか確認します。

  1. デスクトップ左下隅の「スタート」を右クリックします。

  2. 開かれるメニューに「開く - All Users」および「エクスプローラ - All Users」の項目があれば、管理者権限を持っています。

管理者権限がない場合は、以下の手順でログオンします。

  1. やりかけの作業などがある場合は、それらをひとまず保存して閉じます。

  2. デスクトップ左下隅の「スタート」 → 「シャットダウン」 から、リストボックスの項目を「XXXX のログオフ」に切り替えて「OK」ボタンを左クリックします。(XXXX にはご使用のユーザーアカウント名が表示されます。)

  3. Administrator または「管理者権限を持つユーザーアカウント」としてログオンします。ここでパスワードを求めるプロンプトが表示される場合は、自分が設定したはずのパスワードをキーボードから入力します。パスワードを設定していない場合は、何も入力せず Enter キーを押します。

管理者権限を持った状態で、以下の手順を実行します。

  1. 管理者権限を持った状態で、デスクトップ左下隅の「スタート」を左クリックします。

  2. 展開されたメニューから「ファイル名を指定して実行」を左クリックします。

  3. 現れた入力枠に、キーボードから cmd と入力して Enter キーを押します。

Windows ME/98/95 の場合:

Windows 9x 系に管理者権限の概念はありません。普通に MS-DOS プロンプトを起動します。

  1. 開いているフォルダがある場合は、それらをすべて閉じます。

  2. デスクトップ左下隅の「スタート」を左クリックします。

  3. 展開されたメニューから「ファイル名を指定して実行」を左クリックします。

  4. 現れた入力枠に、キーボードから command と入力して Enter キーを押します。

(6) 古いバージョンの登録を解除

古いファイルがレジストリへ登録されていれば、登録を解除します。ご使用の環境で登録の解除が必要か不明な場合は、後述する登録解除コマンドを入力しておくのが無難です。

コマンドライン・インタプリタに対して、後述する登録解除コマンドを入力します。

64-bit Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP の場合:

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。または既に管理者権限で開かれているコマンドプロンプトを左クリックして操作可能にします。

  2. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    cd /d "%SystemRoot%\SysWOW64"

  3. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    regsvr32 /u COMDLG32.OCX MSCOMCTL.OCX

32-bit Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP/2000/NT 4.0 の場合:

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。または既に管理者権限で開かれているコマンドプロンプトを左クリックして操作可能にします。

  2. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    cd /d "%SystemRoot%\System32"

  3. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    regsvr32 /u COMDLG32.OCX MSCOMCTL.OCX

Windows ME/98/95 の場合:

  1. MS-DOS プロンプトを開きます。または既に開かれている MS-DOS プロンプトを左クリックして操作可能にします。

  2. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    "%windir%\..\"

  3. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    cd "%windir%\SYSTEM"

  4. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    regsvr32 /u COMDLG32.OCX

  5. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    regsvr32 /u MSCOMCTL.OCX

登録の解除に成功:

成功 (succeeded) を知らせるダイアログボックスが表示されれば、古いファイルのレジストリへの登録は正しく解除されています。

登録の解除に失敗する場合:

登録の解除に失敗する場合、以下のような原因が考えられます。

(7) ファイルを所定の場所に配置

さきほど確保しておいた最新バージョンの COMDLG32.OCX および・または MSCOMCTL.OCX を「切り取り」、バッチファイル OSVER.BAT を実行して開かれるフォルダ」の中に「貼り付け」ます。

バッチファイル OSVER.BAT を実行して開かれるフォルダ」の場所は、一般的には以下に示す通りです。

Windows OS をインストールする際の設定により、目的のフォルダの所在 (ドライブやフォルダ名) は異なる場合があります。

explorer.exe が存在しない場合や、Windows 95 や Windows NT 4.0 において Internet Explorer 4 や DCOM95 をインストールしていない場合など、特殊な状況ではバッチファイルがフォルダを開くことができない場合があります。その場合はファイルを move コマンドなどで所定の場所に配置してください。

(8) ファイルをレジストリに登録

最新バージョンの COMDLG32.OCX および・または MSCOMCTL.OCX を、レジストリに登録します。

コマンドライン・インタプリタが管理者権限で実行されている状態で、後述する登録コマンドを入力します。

64-bit Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP の場合:

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。または既に管理者権限で開かれているコマンドプロンプトを左クリックして操作可能にします。

  2. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    cd /d "%SystemRoot%\SysWOW64"

  3. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    regsvr32 COMDLG32.OCX MSCOMCTL.OCX

32-bit Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP/2000/NT 4.0 の場合:

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。または既に管理者権限で開かれているコマンドプロンプトを左クリックして操作可能にします。

  2. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    cd /d "%SystemRoot%\System32"

  3. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    regsvr32 COMDLG32.OCX MSCOMCTL.OCX

Windows ME/98/95 の場合:

  1. MS-DOS プロンプトを開きます。または既に開かれている MS-DOS プロンプトを左クリックして操作可能にします。

  2. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    "%windir%\..\"

  3. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    cd "%windir%\SYSTEM"

  4. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    regsvr32 COMDLG32.OCX

  5. 続けて、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    regsvr32 MSCOMCTL.OCX

登録に成功:

成功 (succeeded) を知らせるダイアログボックスが表示されれば、ファイルは正しくレジストリへ登録されています。

登録に失敗する場合:

登録に失敗する場合、以下のような原因が考えられます。

(9) コマンドライン・インタプリタを閉じる

コマンドライン・インタプリタ・ウィンドウ右上隅の「×」ボタンを左クリックします。するとコマンドライン・インタプリタが閉じられます。

MSVBVM60.DLLCOMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX がすべて目的のフォルダ内に存在し、なおかつレジストリに登録済みならば、この時点で BMSE.exe が起動します。

(0) COMDLG32.OCX / MSCOMCTL.OCX のアンインストール

以下の手順で COMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX を手動アンインストールすることが可能です。

  1. コマンドライン・インタプリタを管理者権限で起動します。

  2. COMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX 関連のレジストリ エントリを解除します。

  3. バッチファイル OSVER.BAT を実行して開かれるフォルダ」から COMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX を直接削除します。

COMDLG32.OCXMSCOMCTL.OCX のアンインストール後、BMSE や uBMplay は動作しなくなります。


DX7VB.DLL / DX8VB.DLL

uBMplay や unofficial nazobmplay などが使用する、Visual Basic 6.0 用の DirectX タイプライブラリです。それぞれ DirectX 7.x と DirectX 8.x に対応しています。

DX7VB.DLL および・または DX8VB.DLL が存在しないか、もしくはバージョンが古いなら、以下の手順で必要なファイルを抽出・登録します。

大まかな流れは COMDLG32.OCX / MSCOMCTL.OCX の手順と同じなので、詳細はそちらの解説を参照してください。

Windows XP や Windows 2000 などの古い環境から直接 DX7VB.DLL / DX8VB.DLL を持ってこれる場合は、そうしても構いません。後述の DirectX ランタイムパッケージをダウンロードする必要がなくなる場合もあるでしょう。

(1) DirectX ランタイムパッケージをダウンロード

ファイルを抽出するためにインストーラーをダウンロードします。ここでダウンロードした EXE ファイルをインストールしないでください

Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP/2000 の場合:

DirectX 8.1 Runtime for Windows 2000 から、DX81NTjpn.exe をダウンロードします。

Windows ME/98 の場合:

DirectX 8.1b Runtime for Windows 98/ME から、DX81jpn.exe をダウンロードします。

Windows 95 の場合:

DirectX 8.0a Runtime for Windows 95/98/ME から、DX80jpn.exe をダウンロードします。

Windows NT 4.0 の場合:

Windows NT 4.0 には DX7VB.DLLDX8VB.DLL を登録できません。uBMplay や unofficial nazobmplay は動作しません。

(2) ブロックを解除

Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP SP3/XP SP2 の場合、ダウンロードした EXE ファイルのプロパティから「ブロックを解除」します。

(3) ファイル抽出

ダウンロードした EXE ファイルの拡張子を cab に変更し、中身から DX7VB.DLL および・または DX8VB.DLL を抽出します。

または、ダウンロードした EXE ファイルを 7-Zip などで開き、中身から DX7VB.DLL および・または DX8VB.DLL を抽出します。

(4) コマンドライン・インタプリタを管理者権限で起動

Windows 11/10/8.1/8 の場合:

Windows キー + Q キー」 → 検索欄に cmd と入力 → 「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」

Windows 7/Vista の場合:

スタートメニュー → 「すべてのプログラム」 → 「アクセサリ」 → 「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」

Windows XP/2000 の場合:

管理者権限を持った状態で、「スタート」 → 「ファイル名を指定して実行」 → cmd と入力して Enter キーを押す

Windows ME/98/95 の場合:

「スタート」 → 「ファイル名を指定して実行」 → command と入力して Enter キーを押す

(5) 古いバージョンの登録を解除

ご使用の環境に、古いバージョンの DX7VB.DLL および・または DX8VB.DLL がすでにインストールされていた場合、これらのレジストリへの登録を解除します。

64-bit Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP の場合:

  1. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    cd /d "%SystemRoot%\SysWOW64"

  2. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    regsvr32 /u DX7VB.DLL DX8VB.DLL

32-bit Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP/2000 の場合:

  1. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    cd /d "%SystemRoot%\System32"

  2. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    regsvr32 /u DX7VB.DLL DX8VB.DLL

Windows ME/98/95 の場合:

  1. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    "%windir%\..\"

  2. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    cd "%windir%\SYSTEM"

  3. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    regsvr32 /u DX7VB.DLL

  4. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    regsvr32 /u DX8VB.DLL

(6) ファイルを所定の場所に配置

さきほど抽出しておいた最新バージョンの DX7VB.DLL および・または DX8VB.DLL を「切り取り」、バッチファイル OSVER.BAT を実行して開かれるフォルダ」の中に「貼り付け」ます。

古いバージョンのファイルが既に存在する場合、新しいバージョンで上書きします。

Windows 11/10/8.1/8/7/Vista で、貼り付ける際にユーザーアカウント制御がデバイスへの変更許可を求めてきたら、「はい」を左クリックします。

(7) ファイルをレジストリに登録

最新バージョンの DX7VB.DLL および・または DX8VB.DLL を、レジストリに登録します。

64-bit Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP の場合:

  1. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    cd /d "%SystemRoot%\SysWOW64"

  2. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    regsvr32 DX7VB.DLL DX8VB.DLL

32-bit Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP/2000 の場合:

  1. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    cd /d "%SystemRoot%\System32"

  2. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    regsvr32 DX7VB.DLL DX8VB.DLL

Windows ME/98/95 の場合:

  1. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    "%windir%\..\"

  2. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    cd "%windir%\SYSTEM"

  3. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    regsvr32 DX7VB.DLL

  4. 続けて以下のコマンドを入力して Enter キーを押す

    regsvr32 DX8VB.DLL

(8) コマンドライン・インタプリタを閉じる

コマンドライン・インタプリタを閉じます。

(0) DX7VB.DLL / DX8VB.DLL のアンインストール

以下の手順で DX7VB.DLLDX8VB.DLL を手動アンインストールすることが可能です。

  1. コマンドライン・インタプリタを管理者権限で起動します。

  2. DX7VB.DLLDX8VB.DLL 関連のレジストリ エントリを解除します。

  3. バッチファイル OSVER.BAT を実行して開かれるフォルダ」から DX7VB.DLLDX8VB.DLL を直接削除します。

DX7VB.DLLDX8VB.DLL のアンインストール後、uBMplay や unofficial nazobmplay は動作しなくなります。


MSVCR100.DLL

Visual C++ 2010 Service Pack 1 (x86) ランタイムです。uBMplay 1.5.x が音声を鳴らすために使用します。

Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP で MSVCR100.DLL が存在しない場合は、以下の手順でインストールします。

大まかな流れは MSVBVM60.DLL の手順と同じなので、詳細はそちらの解説を参照してください。

  1. Microsoft Visual C++ 2010 Service Pack 1 Redistributable Package MFC Security Update をウェブブラウザで開きます。

  2. 言語を選択します。どの言語を選んでも、ダウンロードされる実行ファイルの内容は同一です。

  3. 「ダウンロード」を左クリックします。

  4. 表示される選択肢から vcredist_x86.exe を左クリックしてチェックし、「次へ」を左クリックします。

    (ご使用の Windows が 64-bit 版であっても、ここでは x86 版のランタイムをインストールする必要があります。)

  5. vcredist_x86.exe を「保存」します。

  6. ダウンロードした vcredist_x86.exe を左ダブルクリックして実行します。

    Windows 11/10/8.1/8/7/Vista で、ユーザーアカウント制御がデバイスへの変更許可を求めてきたら、「はい」を左クリックします。

  7. ライセンス条項が表示されます。これを読んだうえで、「同意する」チェックボックスを左クリックします。

  8. 「インストール」ボタンを左クリックします。

  9. 「完了」ボタンを左クリックします。

  10. 用済みのインストーラー vcredist_x86.exe を削除します。

MSVCR100.DLL のアンインストール

プログラムの一覧から「Microsoft Visual C++ 2010 x86 Redistributable」を選択してアンインストールできます。プログラムの一覧にアクセスする方法は「7-Zip の確認と導入」を参照してください。

「Microsoft Visual C++ 2010 x86 Redistributable」のアンインストール後、uBMplay 1.5.x の音声は鳴らなくなります。


VB6JP.DLL

unofficial nazobmplay や WAview などの設定ウィンドウに日本語を表示させるためのファイルです。

VB6JP.DLL が存在しない場合は、以下の手順でインストールします。

  1. area[nothing] /download から、vb6jp.cab をダウンロードします。

  2. Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP SP3/XP SP2 の場合、ダウンロードした vb6jp.cab のプロパティから「ブロックを解除」します。

  3. ダウンロードした vb6jp.cab を左ダブルクリックして、中身の VB6JP.DLL を取り出します。

  4. 取り出した VB6JP.DLL を「切り取り」、バッチファイル OSVER.BAT を実行して開かれるフォルダ」の中に「貼り付け」ます。

    Windows 11/10/8.1/8/7/Vista で、貼り付ける際にユーザーアカウント制御がデバイスへの変更許可を求めてきたら、「はい」を左クリックします。

  5. 用済みの書庫 vb6jp.cab を削除します。

VB6JP.DLL をレジストリへ登録する必要はないはずですが、もし unofficial nazobmplay や WAview の設定ウィンドウが文字化けするようなら、VB6JP.DLL のアクセス権が適切に設定されているか確認してください

VB6JP.DLL のアンインストール

  1. コマンドライン・インタプリタを管理者権限で起動します。

  2. VB6JP.DLL 関連のレジストリ エントリを解除します。(本来は登録不要なので解除も不要なはずですが、念のため)

  3. バッチファイル OSVER.BAT を実行して開かれるフォルダ」から、VB6JP.DLL を直接削除します。

アンインストール後、unofficial nazobmplay や WAview の設定ウィンドウは文字化けします。