2017-03 doubledepth

2017-04-26

小節長`0.0104166666666667`

以前の日記でも触れた“BlackCity [7EXTRA]” (Blackcity_spa.bme)は、#125–#148までの計24小節に対し、小節長0.0104166666666667を適用します。この長さを $1 \div 96$ （4/4拍子1小節の96等分）とみなすなら、#125–#148の経過時間は4分音符1個分と等価です。もしそうでなく $104166666666667 \div 10000000000000000$ とみなすなら、#125–#148の経過時間は「4/4拍子1小節の2500000000000008/10000000000000000」と等価……なのでしょうか？　よくわかりません。

2017-04-19

HDX/IIDXvの拡張構文に関する備忘録

HDX/IIDXvは、以下のBMS codeに対して、error『3行目の'*/'が不正です。』を返します。

#TITLE Block-comment /*
#ARTIST "End of Block-comment */ #ARTIST in explicit quoted string"
#GENRE End of Block-comment */ #GENRE out of quoted string

問題の3行目を削除すると、以下のようにparseされます。

#TITLE Block-comment 
 #ARTIST in explicit quoted string

「明示的な文字列」は、U+0022によって開始され、U+0022・改行・EOFによって閉じられます。

#TITLE Inline-comment "; after /* U+0022 */

前述の#TITLEの値は、以下の文字列としてparseされます。

Inline-comment ; after /* U+0022 */

「明示的な文字列」の区間内において、escape sequence (U+005C)が有効です。

#TITLE "Inline-comment \; after /* U+005C */"
#ARTIST Inline-comment \; after /* U+005C */

前述のBMS codeは、以下のようにparseされます。

#TITLE Inline-comment ; after /* U+005C */
#ARTIST Inline-comment \

“charatbeatHDX_v1.13\FILES\html\06.html”に載っているsample BMS codeは以下の通りです。

#TITLE "\"あい\"うえお /* ♡ */ﾆｬﾊ" /* ここはコメント内 */\"文字列\"は続くよ"どこまでも/* ▵ */ﾑｰ"// 残りはコメント

HDX/IIDXvにおいて、前述の#TITLEの値は以下の文字列としてparseされます。

"あい"うえお /* ♡ */ﾆｬﾊ "文字列"は続くよどこまでも/* ▵ */ﾑｰ

2017-04-14

いろいろ

ServoのWindows向けnightly版が公開……MacOS/Linux用のnightlyは~~昨年7月4日に公開済み~~。[訂正] 昨年6月30日でした。
DTXMania108(170401)……DTXCreatorの更新はありません。
WinRAR 5.50 beta 1……RAR圧縮時の既定値がRAR5形式になりました。その他、多くの変更。

BMSON Checker

図表を正しく数えないbugを修正しました。Dropped-itemsを分けて処理するよう変更しました。

2017-04-11

Windows Vista support is ending

匿名氏に前述のURLを投稿いただきました（ありがとうございました）。日本におけるVistaの使用率は現時点で3%未満だそうです。3年前のWindows XPや3年後のWindows 7に比べると、support終了の影響は小規模にとどまるでしょう。日本時間今夜2時から配信されるであろう更新programsが、Windows Vista用の最後の更新となるはずです。Vista用のWindows Updateを必要とする方は、入手可能なうちに確保しておきましょう。Windows Vista SP2以降の場合、約200個分（合計1 GiB前後）の更新programsが適用されます。「更新プログラムの確認」が延々続いて終わる気配がない場合は、『解決！7とVista更新プログラムの確認が終わらない対策まとめ』などの方法をお試しください。私の仮想machineでは歴然たる効果がありました。

Blink系browsersは2016年4月13日時点でXP/Vistaのsupportを打ち切りました。Firefoxも2017年3月7日版でXP/Vistaのsupportを打ち切っています。ESR版Firefox 52のsupport終了日は2017年9月です。Internet Explorer 9は未だdownload可能ですが、“Vista SP2 + IE9”の組み合わせはsupportが終了します。“Windows Server 2008 SP2 + IE9”は生き残りますし、~~IE7さえまだ生きていますが~~。[訂正] “Windows Embedded for Point of Service (WEPOS) + IE7”は2016年4月12日に終了済みでした。

BMS関連では何かありましたっけ？　ああそうだ、Vista以降のWindows OSではnazobmplayやuBMplayなどを走らせるためにregsvrを叩かなければならなくなりました。64-bit環境への移行に伴い“Program Files (x86)”や“SysWOW64”などのよくわからない用語が飛び交うようになりました。古いBMS関連softwareを走らせることが、この時期から難しくなったような気がします。

BMSON Checker

図表を数える機能、図表以外を削除する機能を追加しました。いくつかのbugsを修正しました。

明日4時半起床予定なのにもう23時30分だ……。

2017-04-08

BMSON Checker

Encodingを指定して読み直す機能、結果を削除する機能、およびtype cast optionを追加しました。

余談。諸事情でWindows 10 Creators Updateを手動導入しました。Start Menuのcontext menuから“Command Prompt (Admin)”を選択できなくなっていたので、BMSE非公式help軽量版を微修正しました。Microsoft EdgeHTML 15.15063がEPUBをsupportしていたので、重量版も後ほど修正します。

2017-03-22

BMSON Checker

“Options”を追加しました。これは、酷い分解能をBMSON形式に変換するための準備です。

“Big Number”が有効なら、±1e10000000近辺までの巨大な数値を許容します。
Quoted "Number"が有効なら、"1e400"を文字列やInfinityでなく10⁴⁰⁰として解釈します。

BMSON仕様のFormat Overviewに"title_image"が載っていないことに気づきました。十日前の版では普通に見落としていたので、今回版で検証対象として追加しました。

2017-03-11

BMSON Checker

Internet Explorer 11やその他のweb browsersで動作します。以下のような例も一応判定します。

{
  "": "",
  "stop_events": [
    {"y": 960, "duration": 4294967295},
    {"y": 9.6e2, "duration": 4294967295}
  ],
  "stopNotes": [
    {"y": 960, "v": 9007199254740991},
    {"y": 9.6e2, "v": 1e400}
  ],
  "": " "
}

stopNotes.vはどちらもBMSON仕様に違反しています。他は私にはよくわかりません。

"subartists"はnullableです（“DOMString[]?”は「DOMStringの配列、またはnull」）。値nullは仕様に準拠しているので、checkerは値nullを警告しません。しかし、一部のBMSON実装は"subartists": nullを許容しません。私が図表著者なら値nullを避けるでしょう。

"subartists"の配列要素はkey–value pairとして字句解析されます。Re:gats&氏、あやうし。

小節長0.0104166666666667

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小節長`0.0104166666666667`